小諸八重紅枝垂という名の桜

「小諸」の名を冠したこの枝垂れ桜、もともとは小諸城趾懐古園を所有していた
士族会が明治13(1880)年に当地に植えたものでした。
そしてのちの昭和40年代に公益財団法人「日本花の会」の初代農場長が、
ほかにないここだけの桜であるとして「小諸八重紅枝垂」と命名したのだそうです。

八重咲きの花弁と紫がかった濃いピンク色が特徴で、例年4月下旬に花を咲かせます。

近年までは懐古園でしか見ることができませんでしたが、
100年以上を経た老木の樹勢が弱まってきたことから平成15(2003)年に保存会が発足し、
3本のみだった樹から苗木で増やして市民に頒布しながら保存・育成をおこなってきました。
現在では懐古園のほか、飯縄山公園でも多くの樹が植えられて市民の憩いの場となっています。

なお、懐古園は染井吉野も多く植えられており、桜の季節になると石垣をバックにした花の風情や
夜のライトアップが非常に美しい演出を見せています。
さくら祭りの期間中は屋台も出店されて多くの花見客で賑わう桜の名所です。

当店では「小諸八重紅枝垂」をテーマとした萩焼陶芸品を取り扱っております。
商品カテゴリー「その他」からご覧いただけます。